去る2月7日（木）に平成30年度第4回工場見学会を開催しました。

　午前にアマダ・ソリューションセンター殿、午後にいすゞ自動車㈱藤沢工場殿及びいすゞプラザ殿を見学しました。会員企業から午前、午後の別にそれぞれ33名が参加しました。

　最初の訪問先であるアマダ・ソリューションセンター殿に到着後、会議室にて同社神保取締役からご挨拶があり、次いで吉田 切削販売部門切削マシン販売部国内販売グループ グループリーダーから同社の事業内容について説明を受けた後、見学に入りました。

　はじめに高出力ファイバーレーザマシン、バンドソー・超硬丸鋸盤、サーボプレス等の順に稼働実演を含め見学、昼食後に質疑応答と田所社長よりご挨拶がありソリューションセンター殿の見学を終了しました。

　午後はいすゞ自動車㈱藤沢工場殿到着後、同社会議室にて小岩秘書グループ シニアエキスパートのご挨拶に続き、総務課 松木様からDVD映像を使用した工場概要説明を受けた後、小型トラック製造ラインの見学に入りました。

　最初にキャビン製造、車体へのキャビン組付け、運転席へのインストメンタルパネル組付け、反対側のラインではフロントガラス組付け、キャビンのシャワーテスト、車体へのエンジン搭載等の各工程を見学しました。見学終了後会議室に戻り質疑応答の後、同工場の見学を終了しました。その後いすゞプラザ殿に移動しジオラマ等の館内展示物を自由見学の後、解散しました。

　見学会参加者の感想は、ほぼ全員が工場見学会の成果に満足し、次回もまた参加したいとの回答を頂きました。

　見学先別の印象では、アマダ・ソリューションセンター殿については、「切断マシンエリアにおける素材切断について非常に印象に残った」「工具、機械の技術力が印象的で切断の短縮化を実現されている。また、見学通路や展示場が綺麗で見やすく説明も分かりやすかった」「建物とご対応が立派で驚きました。工場見学に来ましたが、会社の有り方を学ばされる良い機会となりました」等の感想を頂きました。

　一方、いすゞ自動車㈱藤沢工場殿及びいすゞプラザ殿については、「製造ラインでは多品種を1ラインで作り、キット台車で作業員がどの車種でも対応できるようにしている体制」「第2工場、第1工場CAB組立から車体組立までの一貫での製造フローや厳格な品質管理体制(トルクレンチ精度測定、部品にカバーをおおう前に検査する等)、作業者が作業しやすい環境づくり等、非常に参考になりました」「総務の女性の方が1人でガイドから質疑応答までこなし、すごいと思いました」「組立ラインでもロボット化が非常に進んでいるが、まだまだ人手が必要なラインがあることが良く分かった」等の感想を頂きました。

　最後に、特殊鋼倶楽部会員企業のために貴重な機会を与えて頂いたアマダ・ソリューションセンター及びいすゞ自動車㈱藤沢工場の関係者の方々に感謝を申し上げて、工場見学会の報告といたします。

　以下に、写真を掲載します。

【工場見学会の様子　アマダ・ソリューションセンター殿】

【工場見学会の様子　いすゞ自動車㈱藤沢工場殿】

【工場見学会の様子　いすゞプラザ殿】